超モノづくり部品大賞「奨励賞」を受賞しました
ものづくり日本会議、日刊工業新聞社が主催する『超モノづくり部品大賞』の「奨励賞」に、弊社のモールドテーパー計が受賞し、12/11に贈賞式が行われました。
モールドテーパー計は、製鉄所などの連続鋳造設備におけるモールド短片の内壁面の傾斜(Taper : テーパー)の計測に用いられる可搬型の高精度傾斜計です。本器により、鋳造開始前のモールド短片内壁面の傾きを0.01 mmの単位で測定し、モールド短片が正確な傾斜で設定されていることを確認することにより、モールドと溶鋼との間に発生する異常なエアーギャップ*1の発生を防ぎ、鋳片(スラブ、ブルーム、ビレットなど)の品質維持・管理が行なえ、ブレークアウト*2などの事故防止、安全管理に貢献します。
*1 :モールド短片と溶鋼とのスキマ
*2 :鋳片表面の凝固殻(シェル)の薄い部分からの溶鋼漏れ
このような素晴らしい賞を頂けたことは大変大きな励みとなり、身の引き締まる思いです。
これからもよりよいものづくりを目指して挑戦を続けてまいります。